「ダイバーシティ&インクルージョン」がテーマのテクノロジーカンファレンス。
- 概要
- 参加のきっかけ
- セッションノート
- 「私の行動宣言 #BeEqual」 : 戸倉彩@IBM Sr. Developer Advocate
- 「"女性ならではの"って何? 生理と女性の社会進出の歴史」 : ハヤカワ五味@株式会社ウツワ代表取締役/起業家
- 「How to create a great community」: Jen Looper@Google Developer Expert / Cloud Developer Advocate Lead at Microsoft (安田クリスチーナ@通訳)
- 「グラフィックレコーディングが仕事になるまでの舞台裏 ー視覚表現を言語として使う世界を目指してー」 : 清水淳子@デザインリサーチャー/グラフィックレコーダー
- 「エンジニアではない人のテクノロジーとの付き合い方」 : 安田クリスチーナ@InternetBar.org 理事 (Forbes 30Under30)
- よそはよそ、うちはうち 〜自分のものさしで、好きにエンジニアやる〜 : 鈴木 順子@GitHub / Enterprise Support Engineer
- セッション以外のこと
- 気づき
概要
今回が初開催?!(と言ってた気がする)。
DevFest Women Tokyoは、Diversity(多様性)とInclusion(認知と尊重)を強調したテクノロジーカンファレンスです。
エンジニア、デザイナー、ディレクター、プロダクトマネージャーなど様々な職種の方にとって、自分のなりたい像がみつかったり、自分の知っていることやできることを増やして明日からの自信につなげるイベントを目指しています。
参加のきっかけ
- 先週10/4に参加した 第40回 TECH PLAY女子部もくもく会 #techplaygirls|IT勉強会ならTECH PLAY[テックプレイ] で、りほやんさん(@rllllho) からイベントについて紹介があった。
- 実は ン十年、メーカーの開発部、研究所、フリーのパソコンの先生、Web業界と渡り歩いてきた中で、性差を強く意識したことがない。出産とか子育て経験がなく割と平坦に過ごしてきているのと、自分が鈍感力ありすぎなのかもしれない。エンジニア界隈でよく見かける ほにゃらら女子部とか今回のイベントのような"女子で集まってなにかすること"についての課題意識がイマイチ実感できず違和感を感じていた。
- 先日のTECH PLAY女子部もくもく会でも 雑談タイムに 同じ職場にロールモデルがいなくて云々みたいな話題がでたが、内心 ??状態だった。
- 丁度そういう気分の時に、イベントの紹介があって 「みんなナニ考えてんの?」を知る社会見学気分で参加ボタンをポチった。
セッションノート
Twitterにみんなのまとめが上がってる
#DevFestWomen - Twitter検索 / Twitter
「私の行動宣言 #BeEqual」 : 戸倉彩@IBM Sr. Developer Advocate
- @ayatokura
- Call for Code
- アプリ開発者、ITエンジニアが参加して自然災害への備えや復興を支援するコードを書く運動
- GitHub上でソースコードを公開していく
- 日本ではIBMが先導https://developer.ibm.com/jp/callforcode/
- DevRel (Developer Relations)
- 貿易会社の秘書から始まって9回職種を変えてる
- テクニカルスキルが武器になった
- キャリアにおける"もったいない精神"は挑戦へのブロック要素になる
- テクノロジー・エバンジェリスト - Wikipedia になりたかった
- やって良かったコト
- 海外勤務 - 外資系から部署異動で海外へ
- スタートアップのCTO(最高技術責任者)を3年間
- ”子育て中”をカミングアウトしたこと
- Tips
- 新しい技術の習得、特技まで高める
- 3段階 基礎 - 応用 - 達人レベル
- 社会人になってから学び直ししている。猛烈に頑張った。
- キャリアチェンジ
- 非エンジニア職時代の経験が肥やしになってる
- ジャグリング型オペレーション
- 子育て、仕事、地域の活動とかなんとか明確に区切れるもんじゃないのでジャグリング型で進める。
- 新しい技術の習得、特技まで高める
- Be Equal | IBM
- テクノロジーの平等性
- AIの平等性 - アルゴリズムに開発者の偏見が紛れ込む
「"女性ならではの"って何? 生理と女性の社会進出の歴史」 : ハヤカワ五味@株式会社ウツワ代表取締役/起業家
- illuminate(イルミネート)|生理用品専門店の公式通販サイト
- Sustainable Development Goals .:. Sustainable Development Knowledge Platform
- ジェンダー平等と経済 ・・・マッキンゼーの調査
- 平等には2種類ある
- 形式的平等 - 機会としての平等
- 実質的平等 - 経済的に困難で修学できない人に奨学金を適用するとか。
- 女性同士の分断も気をつけないといけない。女子同士で争っている場合ではない。
- 連携と "シスターフッド"
- 知る - 選ぶ - 考える
「How to create a great community」: Jen Looper@Google Developer Expert / Cloud Developer Advocate Lead at Microsoft (安田クリスチーナ@通訳)
- Jen Looper - クラウド アドボケイト リード | Microsoft Cloud Developer Advocates
- Vue Vixens - Workshops for Foxy People to Learn Vue.js
- Getting Started
- mission
- logo
- strong launch
- solid team
- How your leadership team
- 3人違う役割リーダーが揃ってるとうまくいく
- メインリーダー
- テクニカルリード
- コミュニティオーガナイザー
- 3人違う役割リーダーが揃ってるとうまくいく
- How your finaces お金の話
- 0円でできること
- クラウドソーシング
- 会社のスポンサーシップ
- 税金
- Where will you grow?
- ?Vue Vixensの場合はアフリカ、南米、アジアで成長していきたい
- When will you scale
- Why are you doing this?
- 最初のミッションを大事部すること
- Whom are you serving?
- Q&A
「グラフィックレコーディングが仕事になるまでの舞台裏 ー視覚表現を言語として使う世界を目指してー」 : 清水淳子@デザインリサーチャー/グラフィックレコーダー
- tokyo-graphic-recorder.com/
- 議論の可視化
- アグリゲーション 異なる軸の議論をあつめる
- リフレクション
- ボードの前に集まって本音を語る
- グラフィックファシリテーション
- 絵にすることで”誰が”言ってるかでなく”何を”言ってるかを大事にする
- 場の雰囲気に押されて発言できないということをなくす
- 関係性の構築のために絵を描く
- APMT6 : Back to the Basics, and Beyond
- 坂井直樹 - Google 検索
- 場全体のインタラクションを作る仕事
- Graphic Recorder ―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書 | 清水 淳子 |本 | 通販 | Amazon
- 視覚言語で会議をすると、
- 厳密さにとらわれず曖昧さを受け入れられる
- 未完成部分に対して誰かが助けてくれる
- 絶望的な状況を楽しめるようになる
- 文字や映像のようにコミュニケーション手段の一つ
- なぜデザインを言葉にするのか? – shimizu junko
「エンジニアではない人のテクノロジーとの付き合い方」 : 安田クリスチーナ@InternetBar.org 理事 (Forbes 30Under30)
- 難民向けにブロックチェーンを使ってid を付与するNGO活動
- 国際規格 分散型アイデンティティのブロックチェーン
- テクノロジーを社会のために ブロックチェーンの技術で、個人情報を企業から個人の元へ取り戻す | Going Digital インタビュー|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
- DID Document
- DID Auth
- 安田さんについて
- 学んできたこと
- 今マイクロソフト社員
- ハッカソンに参加するとアイデアも技術面のメンターシップももらえる
- 学生開発者ツール, リソース, エクスペリエンス | Imagine Cup
- 世界を変えられるって信じている
よそはよそ、うちはうち 〜自分のものさしで、好きにエンジニアやる〜 : 鈴木 順子@GitHub / Enterprise Support Engineer
- 鈴木 順子 @PNSK さんについて
- GitHubについて
- 社員の半分はリモートで仕事(Slack, GitHubイシュー機能, Video Chat)
- Diversity, inclusion, and belonging at GitHub
- Blacktocats, Octogatos, Adacats, Octoqueer
- Diversity, Inclusion, & Belonging at GitHub in 2018
- GitHub Japan合同会社について
- 2015頃立ち上げ
- ベビーシャワー - Google 検索 してくれたよ
- キャリアの考え方
- 気が済むまではエンジニアやっていたい
- エンジニアにとって大切なのは継続的な「アウトプット」
- 刺激的なエンジニアと一緒に仕事をしたい
- 近くに似た属性の人がいるか意識したことはない
- すぐにディスカッションできるところに刺激をうけるエンジニアがいる方がいい
- マイノリティあるある
- "初のxxx"や"唯一のxxx" プレッシャー
- 自分から出せる最大限のアウトプットを出す
- 良いことも悪いことも”女性だからね”で片付けられちゃう
- すきに言わせとけ。
- 家事
- 適材適所、家族のメンバーのスキルセットで決める
- アウトソーシングする
- 状況変化に応じてタスクの割合を変更する
- 外野の声
- 事実確認
- 自分の状況からリスクの洗い出し
- 事前対策、判断
- 他人の「常識」に惑わされない、自分で判断
- "初のxxx"や"唯一のxxx" プレッシャー
- 自分のものさしで測り直そう
- Emjoy your engineer life!!
- 資料公開してくれてた。嬉しい。。
資料公開しましたー👩💻✨https://t.co/tJg7qcm58P
— ☕️ 💕 (@PNSK) October 14, 2019
#DevFestWomen - セッション後に少しお話させてもらった。
セッション以外のこと
ランチ懇親会
- イベントに立食形式のアフターパーティはつきものだけれど、懇親会が超ニガテだ。知らない人と話すのが苦痛で懇親会では一人でぼやんと立ちんぼだったり、興味があるふりして適当な集団の裾にくっついてたり(そういうつまんない人いるでしょ?)って感じで、アルコールも好きじゃないからセッション終了のタイミングで帰っちゃうことも多い。
- その点、今回のランチ懇親会はとても良かった。
- まず、タイミングが、イベントの最後でなく、途中(ランチタイム)というのが良かった。午後の部があるから離脱せず全員参加 ^^
- コミュニケーションの設計が丁寧になされていたことも印象に残った。
お弁当と一緒に渡されるテーブル番号札で、1グループ4〜5人ずつに全員がシャッフルされた。番号札には、"こんな自己紹介をしてみましょう"的な、会話のとっかかりとなるネタ例が書かれている。お弁当を食べながらお互い自己紹介しあって、少しうちとけた頃にテーブル対抗のtech系クロスワードの問題が配られた。この人数ならあまり緊張しなかったし、クロスワードは気楽に盛り上がれて、人付き合いのニガテな私でも ランチタイムが終わる頃にTwitterのアカウントを交換しあっていた。素晴らしい(^o^)
Q&Aコーナー
- 壁に貼るポストイットでコミュニケーションするもの。誰かが貼った知りたいことやお悩みポストイットに、他の人がお返事ポストイットを繋げていく。
- 時間を超えたやりとり、ポストイットを介することによる参加の敷居が下がることなど、良い感じだと思った。
Q&Aコーナー
気づき
- 出産とか子育て経験がないまま今に至ることに引け目を感じている自分に気づいた。女子なら生んで当然とかそう言う社会的なプレッシャーに対するものではなくて、なんというか。。。"貴重な鍛錬の機会をパスして楽してきちゃったな"感というか。
- 登壇者も参加者も全体的に若い人が多くて元気を貰った。
- 反面、出産や子育ては大人の前半ステージと言えるわけで、もっと先のステージを歩む人とも話してみたいと思った。
若い頃のように徹夜や夜更かしで頑張る作戦が徐々にできなくなり、身近なひとの介護や自分自身の心身や立場の変化があっても しなやかに乗り越えてチャレンジし続けている、そういう人たちの話も聞いてみたい。 - 登壇してる人はみんな好きなことに スゲー集中して頑張った時期を持ってる。自分も他人を羨んだり、年取り過ぎたとか頭悪いとか うじうじ泣き言を言ってる場合ではないp(^_^)q ファイト!!