acokikoy's notes

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MacBook Pro セットアップログ@2019.02.09

※ 最新版 → MacBook Pro 2020セットアップログ@2020.09.19 - acokikoy's notes

MacBook Air から MacBook Proに機種変更した。
クリーンインストールして、必要なデータだけ移行する方法で移行。

機種変更やOSクリーンインストールは間隔が空くので、毎度手順やファイルパスを調べ調べ作業することになりがち。 当然、効率が悪く大量に時間を食うので、ちゃんと手順を残すことにした。

また、次回以降に楽ができるようにと、
バックアップ対象ディスクや、設定ファイルは 出来るだけ iCloud Drive などのクラウド上に吐き出した。

appセットアップ - 一般的注意点

  • 有料appの場合に、前回購入先が App Storeか、開発元サイトか を覚えておくこと。間違えると再課金の憂き目にあう。
  • 何らかの事情で(例えば今だったら64bit対応が追いついてないなどの理由で)App Storeから取り下げられている場合がある。
    元のMacの /Applications 配下をバックアップしておき、必要に応じてここから取ってくる。

appセットアップ: App Storeからインストールするもの

Xcode

  • Homebrew 入れたりするときに何かと必要

Magnet (一発ショートカットキーで画面分割制御)

  • インストール後、「環境設定」メニューからショートカットの設定をする f:id:acokikoy:20190212000325p:plain:h500

Skitch (画面キャプチャと簡易加工)

  • インストール後、「⌘+,」からSkitchとEvernoteの同期設定をする。 f:id:acokikoy:20190212001041p:plain

appセットアップ: 本家サイトからダウンロードするもの

MacPass(KeePass互換のMacOS用パスワードマネージャ)

Clipy(クリップボード拡張アプリ、よく使う定型文がスニペット登録しておける)

  • ダウンロード
は公式サイトから。 https://clipy-app.com/
  • データの復旧は元のMacからスニペットをエクスポートし、それを読み込むだけ
  • スニペットのエクスポート/インポート方法:
    メニューバー上のClipyをクリック > スニペットを編集をクリック > エクスポート(インポート)ボタンをクリックして書き出し先(読込先)を指定する。

Chrome(ブラウザ)

  • ダウンロードは公式サイトから。

  • インストールしてGoogleアカウントでログインすれば、元の設定やエクステンションがまるっと復元される。

Kaleidoscope (diffツール)

  • 本家から購入したので公式サイトへ。 https://www.kaleidoscopeapp.com/
  • Download free 14-day trial のリンクからダウンロードする。
  • ライセンスは元のMacから /User/MY_ACCOUNT/Library/Application Support/Kaleidoscope
    をまるっとコピーすると有効になる。多分 License.plist が御本尊。

Yummy FTP Pro (SCP可能なFTPクライアント

  • 前のMac時代にApp Storeから購入。ところが64bit対応の影響かApp Sroreから下げられていてみあたらない(T_T)
  • /Applications/Yummy FTP Pro をまるっとコピーして解決
  • 接続情報は クラウド上にあるから場所を指定する。環境設定 > ブックマーク同期タブ。

Numbers, Keynote, Pages

  • 最初から入ってる。何もする必要なし。
  • 自作テンプレートは iCloud Drive上にある。

Office(Excel, PowerPoint, Word)

  • 所有している Office 2016(買い切り版)をインストールする。
  • Microsoftサイトにログインし、ページ最上部に並んでいるメニューの「表示を増やす」をクリック> 「サービスとサブスクリプション」クリック。
  • 購入済みの製品が一覧されるので目的のものを「\インストールする」。プロダクトキーも勝手に設定される模様。
  • ※ 近年の Microsoft はなにかにつけて好印象なのに、ログインとマイページ内遷移のわかりづらさは "クソ" レベル ヽ(`Д´)ノムッキー!

Dropbox

  • 公式サイトからダウンロード
する。 https://www.dropbox.com/ja/
  • インストールしてログインすれば終わり

iTunes (Music)

  • 元のMacから ミュージック > iTunes をフォルダごとコピーする。以上。

写真データ (Photos.app)

  • 元のMacピクチャ > 写真ライブラリ をコピーするつもりだったが、Appleのサポートにチャットで確認したところ、その方法は よろしくない ことがわかり取りやめた。
  • 元のMacの "写真" の設定:
    システム環境設定 > 写真 > オプション >「iCloud写真」にチェックを入れており   iCloud上にオリジナルが保存された状態になっている。
  • この状態で、ローカルの「写真ライブラリ」ファイルを 新Macに複製してしまうと、
    新旧Mac上に(実際には同じ写真なのに)異なる写真があると判断され、重複データ化する可能性があるそうだ。
  • 実際、元のMac時代に、OSのクリーンインストールをした際、同じ写真が2枚ずつに増えてしまった経験がある。アブナイ。

ベストプラクティス

  • データ移行は考えなくていい。
  • システム環境設定の「写真」>オプション>「iCloud写真」にチェックを入れたら、写真appを起動するだけ。
    iCloudから既存の写真の自動ダウンロードが始まる。

余談 Apple のチャットサポートは快適でよかった。
文字で状況を正確に伝えられるし、後から全チャット履歴をメールで送ってくれるのでログとしてバッチリ残る。
タイプが苦にならない人なら 電話よりもチャットサポート をお勧めする。

メール関連

SpamSieve

  • ダウンロードは購入サイトから

    http://www.infinisys.co.jp/product/spamsieve/
  • コーパスの移行は、元のMac側の SpamSieveのファイル>「コーパスを書き出す…」
    iCloud Driveなどにエクスポート。新しいMacSpamSieveのファイル>「コーパスを読み込む…」 から先ほどのファイルをインポート。
  • シリアルナンバー(アクティベーション キー)は、「購入ウィンドウ」に 購入時のメールの名前とシリアルナンバーを入力。

Gyazmail

データ移行:
- Gyazmailアプリのヘルプに次の通りあるので、それぞれ元のMacから複製する。
 - ただし、アドレスブック、キーチェーンのデータはi Cloud経由で同期されるので何もしない。

GyazMailで使用するデータ

GyazMail で使用するデータは環境設定ファイル、GyazMail フォルダ内に保存されています (アップルのアドレスブックを利用しているため、アドレスブックのデータ、パスワードは別のフォルダに保存されています)。

• 環境設定ファイル
アカウントや画面表示等の設定が保存されています。
保存場所は " ~/Library/Preferences/jp.gyazsquare.GyazMail.plist " です。

• GyazMail フォルダ
メッセージデータや環境設定ファイルのバックアップ/ルール/フィルタ等が保存されています。
保存場所は " ~/Library/Application Support/GyazMail " です。
エイリアスを作成し、オリジナルを別の場所に置いておくことも可能です。

• アドレスブックのデータ
保存場所は " ~/Library/Application Support/AddressBook " です。

• パスワード
パスワードの保存にはキーチェーンを使用しています。
キーチェーンの詳細に関してはMac ヘルプのキーチェーンをご参照ください。
キーチェーンの保存場所は " ~/Library/Keychains " です。

Terminalの設定

テーマのインポート

  • 元のMacでターミナルを起動し、環境設定(⌘.) > プロファイルタブ選択
  • 左ブロックで、目的のテーマを選択したら下にある 歯車ボタン>「書き出す…」 クリック。適当な場所に保存。
  • 新しいMacのターミナル > 環境設定(⌘.) > プロファイル > 歯車ボタン>「読み込む…」 をクリックし、先ほど書き出したファイルを指定。
  • 使わないテーマは「-」アイコンで削除。デフォルトテーマは歯車ボタンからいつでも復活できる。

GitHubSSHキー登録

等幅フォント(Monospaced Font)

プログラミング用にいい感じの等幅フォントを追加インストールする。
https://app.programmingfonts.org

色々揃っているが、好みは ↓この辺り↓。 現在は Luculent を使用。コンパクトでいい感じ。

Sublime Text(テキストエディタ

  • 公式サイトからダウンロード。
  • ライセンスの設定:購入時に発行された文字列を、Help>Enter License で開いた画面にコピペで入力すると有効になる。無くしてしまったら、Retrieve Key から再発行できる。

コマンドライン(ターミナル)から Sublime Text を使えるようにする

公式ドキュメントに手順が載ってる:

https://www.sublimetext.com/docs/3/osx_command_line.html

$ cd /usr/local/bin
$ ln -s /Applications/Sublime\ Text.app/Contents/SharedSupport/bin/subl

Package Controll インストール

  • 「Tools」メニュー>「「Install Package Control...」を実行する。
  • 【備考】:
    ネット上にごろごろしている古い記事には、おまじない文をコピペする手動インストールの方法が書かれている。それはすでに過去の話。 そもそも プラグイン配布サイトのドキュメント が古い手順のママなのがいかん ヽ(`Д´)ノムッキー!

Package Controllインストールの、日本語・画面キャプチャ付き解説記事を見つけたのでリンクしておく(後半にある)。
https://www.howtonote.jp/sublime-text/plugin/index1.html

設定ファイルをiCloud Driveで共有する/プラグインは自動反映される。

設定ファイルをクラウド共有しておくと、複数デバイスで環境を揃えられるばかりでなく、プラグインをわざわざインストールしないでも、次回起動時に自動でパッケージがダウンロードされる。

手順は、プラグイン配布サイトのドキュメントに、OS別にやり方が書いてある。
安易に 中途半端な日本語記事に頼らず、本家ドキュメントを参照すべし。

https://packagecontrol.io/docs/syncing


上記ドキュメントでは Dropboxで共有する想定で、手順が書かれている。 私の場合は、ターゲットを iCloud Drive に読み替えて設定する。

準備(1台目のマシン) 元のMac(=Sublime Textのプラグインが整っている環境)についてこれをする。 - /Users/MY_ACCOUT/Library/Application\ Support/Sublime\ Text\ 3/Packages\User フォルダをiCloud Driveの適当な場所に移動する(コピーでなく移動)。 - 次に、元あった場所から、移動先の User へシンボリックリンクを貼る。
例えば、iCloud Drive直下に「SublimeText」フォルダを追加して、そこにUserフォルダを移動したなら、

$ cd ~/Library/Application\ Support/Sublime\ Text\ 3/Packages

$ ln -s ~/Library/Mobile\ Documents/com\~apple\~CloudDocs/SublimeText/User 

次回(2 台目以降のマシンや、クリーンインストール後)から - Userフォルダを削除し、 - 前述と同じく iPhone Drive上の User へのシンボリックリンクを貼る。 - 次の Sublime Text 起動時に必要なパッケージが自動でダウンロードされる。

セキュリティ絡み

Macの「ファイアウォール」環境設定

  • システム環境設定>セキュリティとプライバシー>ファイアーウォールタブからオンにする

AVG AntiVirus

その他 仕事のデータなど

  • 元のMacのDocuments配下から適宜移行

Python環境

Homebrew(macOS 用パッケージマネージャー)

https://brew.sh/index_ja

$ /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

pyenv をインストール、PATHを通す

$ brew instal pyenv
$ echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/shims:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile

pyenv で、python 3最新版を入れて デフォルト化

# インストール可能なpythonのバージョンを見て任意バージョンをインストール
$ pyenv install -list # インストール可能なバージョンを一覧
$ pyenv install 3.7.2

# 「can't decompress data; zlib not available」エラーになった。zlibをインストール。
$ brew install zlib
$ export PKG_CONFIG_PATH="/usr/local/opt/zlib/lib/pkgconfig"
$ export LDFLAGS="-L/usr/local/opt/zlib/lib"
$ export CPPFLAGS="-I/usr/local/opt/zlib/include"
$ source ~/.bash_profile

# 再トライ
$ pyenv install 3.7.2

# 今度はOK
$ python --version
  2.7.x (まだ MacOS標準の2系Pythonがデフォルト状態)
$ pyenv versions # 使えるバージョンを一覧
$ pyenv global 3.7.2 # v3.7.2をデフォルトに
$ python --version # 再度確認
  3.7.2 (3系に切り替わった)